送り出し・新規入場者教育 共通テキスト -元請・協力業者必携-(改訂2版)

建設現場の「送り出し教育」「新規入場者教育」両方に使用できる共通テキスト
建設業では現場に新たに労働者が入場する際、元請が主体となって「新規入場者教育」を実施し、工事内容や現場の特徴、基本ルールなどを教育してきました。
しかし、近年では、労働者を現場に送り出す協力業者に対し、事前に入場予定の現場の特徴や安全ルールなどを教育する「送り出し教育」の実施を求めています。
本書は、これら二つの教育に活用できる内容となっており、最新の安全衛生に対応した改訂2版です。
全編にイラストを多用し、現場経験の浅い作業員にも分かりやすい内容となっており、さまざまな現場の教育に使用できます。

【改訂日】2022.7 【発行日】2011.11  
【発行】労働調査会 ℡03-3915-6401  
【ページ数】105p 【定価】1,650円(税込)

- 目 次 -
■建設業の労働災害の動向と課題
建設業の労働災害の状況や特徴、傾向
建設業が抱える課題
■労働災害の発生による会社や
現場などへのさまざまな影響
企業の四重責任
労働災害がもたらす社会的損失
労働災害が発生した際の対応
■「送り出し教育」と「新規入場者教育」
送り出し教育と新規入場者教育の意義と役割
送り出し教育とは
新規入場者教育とは

■基本編
・「送り出し教育」と
「新規入場者教育」で教育すべき内容
・現場の安全衛生管理の仕組み(統括管理とは)
・労働者の遵守義務
・職長会
・安全施工サイクル(現場での安全の流れ)
・作業手順
・リスクアセスメント
・労災かくしの排除
・KY活動(危険予知活動)
・不安全行動とヒューマンエラー
・ヒヤリ・ハットと災害防止
・作業改善の意義と進め方
・安全一声かけ運動
・熱中症
・作業に必要な資格等(就業制限業務)
・健康管理
・保護具等の正しい取扱い

■作業編
・作業床上での作業
・開口部付近での作業
・可搬式作業台を使用した作業
・脚立を使用した作業
・移動はしごを使用した作業
・移動足場(ローリングタワー)を使用した作業
・ドラグ・ショベル付近での作業
・移動式クレーンの付近での作業
・明かり掘削作業
・高所作業車を使用した作業
・重量物の取扱い作業
・分電盤の取扱い
・携帯用丸のこ盤を使用した作業
・グラインダーを使用した作業
・高速カッターを使用した作業
・有機溶剤作業
・酸欠危険作業
・アスベスト(石綿)除去作業
・整理、整頓、清潔、清掃(4S)の保持
・交通事故の防止

■災害事例