建設業の労働災害は減少傾向にあるものの、未だ多くの尊い命が失われており、企業経営にも深刻な影響を及ぼす恐れがあります。
本書は、知っておいていただきたい安全衛生の法関係等の基礎知識、労働災害防止のための具体的実施事項、日常管理のポイント、リスクアセスメントなどをイラストを多用してわかりやすく解説しています。
建設現場における新入社員など若手技術者および店社の若手安全スタッフの知識習得に役立つ、労働災害防止のための一冊です。
【改訂日】2018.1 【発行日】2009.3
【発行】㈱労働新聞社 ℡03-3956ー3151
【ページ数】184p 【定価】1,676円(税込)
目 次
第1章 労働災害防止の意義
1-1 安全衛生の重要性
1-2 企業の四大責任
第2章 建設業の労働災害の動向と課題
2-1 労働災害の現状
2-2 建設業の抱える課題
第3章 災害発生の原因
3-1 労働災害発生のメカニズム
3-2 災害事例から見た災害要因
3-3 不安全行動
第4章 災害防止のための注意点
4-1 作業所における安全衛生管理体制
4-2 安全施工サイクル活動における職員の位置付け
4-3 安全教育
(参考)労働安全衛生法等に定める作業ごとに必要な資格一覧
4-4 職長会
第5章 現場における職員の日常安全管理のポイント
5-1 施工中、安全巡視
5-2 新入社員が関わる重要書類の意味合い
第6章 万が一、災害が発生したら
6-1 災害発生時の措置フロー
6-2 新入社員の立場での行動について
6-3 「労災かくし」の排除
第7章 作業環境の改善・創意工夫による災害の未然防止
7-1 快適職場
7-2 作業改善の仕方
7-3 創意工夫の仕方
第8章 リスクアセスメント
8-1 リスクアセスメントを取り入れた作業手順書
8-2 リスクアセスメント手法を組み込んだ危険予知活動
8-3 建設業における化学物質取扱い作業のリスクアセスメントについて
第9章 資料編
9-1 三大災害の防止
9-2 業務上疾病
9-3 関連法令と用語の解説
9-4 三大災害防止の関連法令